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HP と Twitter を補完するとともに、互いの密接な連携を図るため、本ブログを開設した。三位一体を目指す。情報提供、広報活動、教育・啓蒙活動の一環として、肩の力を抜き、冗長性を廃し、簡にして要を得た文章を書くよう心がける。
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「ガリレオ」に登場した VESTA
フジテレビの月9ドラマ「ガリレオ」の「聖女の救済」前編(6月17日放送)をご覧になった方はさぞかし多いことだろう。なにしろ約20 %の視聴率を稼ぐ超人気番組なのだから。しかし、岸谷美砂刑事が帝都大学准教授、湯川学の研究室で会社社長の毒殺事件について長広舌をふるっている間、背後のノート PC 上で結晶模型が自動回転していたのに気づいた人は稀だと思う。「ガリレオ」の助監督によれば、フェライトの構造を VESTA でアニメーション表示したとのこと。ドラマ終了後の美術協力リストに物質・材料研究機構が含まれているのは、そのためだ。

役者の姿が入らないよう注意してスクリーンイメージを切り抜いてみた:


結晶構造の3D イメージは毒殺事件のトリックとは無関係だ。しかし、湯川准教授が VESTA 使いだと知り、本当に嬉しかった。いかにも道具に凝りそうな天才物理学者がショボい科学技術ソフトを愛用する訳ないからね。彼はきっと授業や実習でもバリバリ活用しているに違いない。VICS・VEND(「VICS・VEND 秘話 ― 道楽の果て」参照)、さらには VESTA を長く無償ネット配付してきたのは、研究ばかりでなく科学教育にも積極的に使ってほしいと願ったためだったが、芸能界までは視野に入っていなかった(笑)。

VESTA で作成した図を論文で使用しても、VESTA に関する論文を引用しないという不正使用が後を絶たない。一方、「ガリレオ」のスタッフはとくに当方に通知する必要がないにもかかわらず、丁重に許可を求めてこられた。申し分のない、礼儀正しい対応だった。

「ガリレオ」では湯川准教授が数式を書き殴るのが恒例のパフォーマンスとなっているが、辺り構わずの落書きでは再利用が無理だ。スマホやデジカメで撮影したとしても、再入力が必須となる。ノートPCをサッと取り出して、LaTeX の数式をブラインドタッチでチャカチャカ入力し、タイプセットする方がカッコいいね。

「ガリレオ」で思い出したが、私の書棚ではガリレオ・ガリレイの「新科学対話」(1638) の復刻本がほとんど手つかずのまま朽ち果てつつある。Scopus について Elsevier にアドバイスしたときに頂いた。どなたか引き取っていただけるとありがたい。
木皿 泉
独特のユーモアの中に無色透明な無常感がうっすらと漂う木皿 泉のドラマが好きだった。といっても「すいか」、「野ブタをプロデュース。」、「セクシーボイスアンドロボ」しか観たことはないが。「すいか」のダラダラ感はそよ風のように心地よかった。「セクロボ」でニコを演じた大後寿々花は「大阪物語」当時の池脇千鶴似で、演技も素晴らしかったため、DVD-BOX まで買ってしまった。そう言えば、最近はほとんど見かけないなぁ。

昨晩の NHK BS プレミアム「しあわせのカタチ」に木皿 泉が登場した。二人一組の脚本家なのだが、夫婦だとは知らなかった。奥さんは大阪のおばちゃんといった感じの人。そして旦那はというと、・・・ そうか、こういう境遇の人たちだったのか。なんとなく認識が改まったような気がした。

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