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HP と Twitter を補完するとともに、互いの密接な連携を図るため、本ブログを開設した。三位一体を目指す。情報提供、広報活動、教育・啓蒙活動の一環として、肩の力を抜き、冗長性を廃し、簡にして要を得た文章を書くよう心がける。
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「J-PARC ハドロン実験施設におけるトラブルについて(追加資料)」に関する一考察
「格子面と反射の表記法について」(5月1日)で
数値と単位の間にはスペースを入れるという基本的ルールに無頓着な(または、あえて無視している)著者や編集者は相当多いので、目くじらを立てていたら切りがない
と述べたが、「J-PARC ハドロン実験施設におけるトラブルについて(追加資料)」という文書はまさにその典型例だ。これは一種の公文書のはずだから、杜撰な記述はいかにもまずい。J-PARC の看板とも言うべき Web ページを閲覧すると、"0kW", "50GeV", "25Hz" という不適切な表現がすぐ目に付く。国際標準ルールを尊重するという文化が欠如しているのは明らかだ。理工系研究者が心得ておくべき基本中の基本を無視するチャランポランな組織は、今回のような想定外の事が起きたときに不適切な措置を取る人が多いように、どうしても思えてしまう。

おまけに単位中に含まれる "μ" を全角文字としたため、その前後に余計なスペースが入り、実に見苦しい。Symbol や Times などのフォントとすれば、すっきりするのだが。理工系の研究者が当然備えているべきスキルに欠けている。

不可解なのは、このファイルがスキャナーで作成した不鮮明なイメージを PDF 化したものだということだ。なぜそんな面倒で無様なことをしたのだろうか。

この文書は恐らく Word で書いたのだろう。4〜12ページにかけて多数の図が貼られている。最初は一部の図をスキャナーで読み込み、イメージファイルに変換し、それらを Word 文書にペーストしようとしたのではあるまいか。しかし、図が多くなるにつれて不安定になったり、どこかにぶっ飛んでしまったりするのは Word の常である。にっちもさっちも行かなくなり、大急ぎで文書を公開しなければならないという状況下で「糊と鋏」という古典的ローテク手段に頼ったと推定される。少々傾いて貼られている図(と表)が多いのは、そのためであろう。
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