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HP と Twitter を補完するとともに、互いの密接な連携を図るため、本ブログを開設した。三位一体を目指す。情報提供、広報活動、教育・啓蒙活動の一環として、肩の力を抜き、冗長性を廃し、簡にして要を得た文章を書くよう心がける。
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「最大エントロピー法による TOF 中性子粉末回折データの解析」講習会
6月15日に試行的に開催した東京理科大学 総合研究機構 エコシステム研究部門主催のセミナーに引き続き、

「最大エントロピー法による TOF 中性子粉末回折データの解析」講習会
2013年9月20日(金)、東京工業大学大岡山キャンパス

を開くことが決まりました。日本中性子科学会誌の2月号のために執筆したサイエンス記事

  • 河村幸彦, 門馬綱一, 泉 富士夫, "粉末回折データの MEM 解析・三次元可視化用ソフトウェアの開発", 波紋, 23, 66-71 (2013).

で紹介した TOF 粉末中性子回折データの MEM 解析技術を100枚以上のスライドを使って伝授し、さらに VENUS システム(Alchemy, Dysnomia, VESTA)などを使った MEM 解析のデモンストレーションも行います。上記のサイエンス記事を一読していただき、ご自分の研究に役立つと判断されましたら、ぜひご参加ください。上記スライドに加え、一般には公開していないファイル・コンバーター Alchemy をお土産に差し上げます。

角度分散型X線・中性子回折データについては RIETAN-FP+MPF_multi+PRIMA/Dysnomia を用いた自動 MPF 解析が利用でき、すでに瞠目すべき実績を挙げていますが、パルス中性子には対応していませんでした。Alchemy を使えば、既成リートベルト解析ソフトの出力ファイルから Dysnomia により干渉性散乱長密度を決定し、さらに VESTA で散乱長密度の空間分布を三次元的に理解できます。

Alchemy が誕生してから7年の年月が流れました。その後、河村氏と私はロスアラモス国立研究所のパルス中性子源 LANSCE との国際共同研究を通じ TOF 中性子回折データの MEM 解析のテクニックに磨きを掛け、ノウハウを蓄積してきました。パルス中性子向けに MEM・可視化用ソフトの最良の選択肢が無償で提供されるのは、大歓迎を受けるに違いありません。

参加登録さえしていただけば、外部の方々でも自由に参加できます。本講習会の開催にご尽力いただいた東工大の八島正知先生に感謝いたします。

ついでに申し上げておくと、近年、私は大学、研究所、民間企業を問わず、要請があると「行くぜ!どこへでも行くぜ!」(某映画のセリフ)と答え、粉末X線・中性子回折に関する出前講義・講演に応じています。能う限り長く社会とつながっていたいという意欲が旺盛で、自分のもつ知識と経験の社会還元を目指しています。今年度は東京理科大学と三重大学に続き上記講習会で3回目となり、4回目もほぼ決まっています。よかったら、声を掛けてやってください。
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