お知らせ+活動記録+たわごと

HP と Twitter を補完するとともに、互いの密接な連携を図るため、本ブログを開設した。三位一体を目指す。情報提供、広報活動、教育・啓蒙活動の一環として、肩の力を抜き、冗長性を廃し、簡にして要を得た文章を書くよう心がける。
<< November 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
Jedit Ω 用マクロが実行できないときの対症療法
「macOS 用 RIETAN-FP・VENUS システムのインストール時に注意すべきこと」を投稿した2013年4月ごろは、Mac OS X のセキュリティーチェックはさほど厳しくなかった。2018年5月以降に開催した「RIETAN-FP・VENUS システムと外部プログラムによる粉末構造解析」講習会の参加者には Jedit Ω 上で動く RIETAN-FP・VENUS システムを含む macOS 用インストーラー Mac_exercise.dmg を配付してきた。ところが macOS 10.14 Mojave がリリースされた後、RIETAN-FP・VENUS 統合支援環境の基盤となっている Jedit Ω 用マクロ (AppleScript) が正常に動作しないという障害が急増した。セキュリティーチェックが一段と厳しくなったのだろう。

macOS 10.15 Catalina ではさらにセキュリティー対策が強化されている。その結果、Jedit Ω から支援環境用マクロを実行しようとすると、ユーザー承認のポップアップ・ウィンドウがしばしば現れるようになった。そういう状況を把握するには、たとえば https://bit.ly/2XSSRXM を参照するとよい。Catalina は32ビット・アプリケーションが実行できないという致命症も抱えているので、Mojave からのバージョンアップは控えた方がいい。

マクロを実行できるようにするための対症療法を紹介しよう。Jedit Ω をインストールしたら、まずはテキストファイル(たとえば RIETAN-FP 用入力ファイル *.ins)を一つ開いてみる。以後、「システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > プライバシー > オートメーション」で、ほかのアプリケーションの制御を許可するアプリケーションのリストに Jedit Ω が現れる(下図、赤枠内)。必要なら Jedit Ω によるターミナルの制御を許可すれば、支援環境用マクロが実行可能になる。


二つの AppleScript、Bond valence parameters.scpt と Effective ionic radii.scpt はアプリケーション化(*.app として保存)する必要があった。さもないと


という原因不明のエラーが発生してしまう。

さらに念のため、
https://pc-karuma.net/macos-sierra-allow-apps-from-anywhere/
https://tatomac.net/archives/22298
に記載されている手続きに従い、インターネット経由でダウンロードした全アプリケーションの実行を一挙に許可することを奨める。単にターミナルで
  sudo spctl --master-disable
と入力してからパスワードを入力するだけだ。

macOS におけるセキュリティー・チェックはバージョンアップのたびに厳しくなっている。今後、App Store 外からダウンロードしたアプリケーションの実行は拒絶される可能性が高くなっていくと予想される(https://bit.ly/34WaV55 参照)。Apple T2セキュリティチップを搭載した Mac Pro と Catalina の組み合わせでは、別な対策も施さないと拙作ソフトが動かないという報告も受けている。詳細については、お問い合わせ頂きたい。
コメント
コメントする









 

(C) 2020 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.