お知らせ+活動記録+たわごと

HP と Twitter を補完するとともに、互いの密接な連携を図るため、本ブログを開設した。三位一体を目指す。情報提供、広報活動、教育・啓蒙活動の一環として、肩の力を抜き、冗長性を廃し、簡にして要を得た文章を書くよう心がける。
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破竹の勢いとはまさにこのこと
VESTA に関する文献(Momma & Izumi, 2006; Momma & Izumi, 2008)の被引用数の合計が 700 に達しました。昨年の8月10日時点では500でしたから、7ヶ月弱で200も増えたことになります。国際的な普及を果たしていないと、到底このレベルには到達しません。メジャーチェンジ版 VESTA 3の登場はこの勢いをさらに加速させるでしょう。一年後、すなわち私がまだ現役でいる間に、被引用数1,000という金字塔を打ち立てると予想しています。

複数組の結晶モデルの重ね合わせや複合結晶はもとより多重等値曲面や結晶の外形まで作画可能という VESTA の多機能ぶりには目を瞠るばかりです。多機能ソフトウェアは重いものと相場がきまっていますが、 VESTA のユーザーが異口同音に感嘆するのがその軽さです。たとえば原子数が非常に多い有機分子の CIF を Mercury と VESTA で入力し、操作してしてみてください。鈍重な Mercury と軽快な VESTA の違いがすぐさま体感できるでしょう。

安価な PC 上での俊敏な動作は、科学教育への応用にとって大きな利点となります。VESTA を無償で配付しているのは、一つには、科学教育の現場における積極的な活用を願っているためです。被引用数というアカデミックな世界での実績しか眼中にないと思われると心外です。今や VESTA は公共ソフトウェア資産といって過言でありません。

なお、VESTA で作画したイメージを論文やレビューなどに含める際には、VESTA 2.1.X と VESTA 3.X のいずれを使った場合でも、次の論文を必ず引用するよう要請しています:

  • K. Momma and F. Izumi, "VESTA 3 for three-dimensional visualization of crystal, volumetric and morphology data," J. Appl. Crystallogr., 44, 1272-1276 (2011).
    DOI: 10.1107/S0021889811038970

VESTA 2.X に関する論文(Momma and Izumi, 2008)はもはや引用しないようお願いいたします。
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